最低点から逆算。宅建合格にはどれくらいの精度で理解すればいい?
宅建受験者ブロガーのマエダユウタです。
過去問の初チャレンジでは、合格点の半分しか取れないという辛酸を舐めさせられました。
宅建受験ではビビって現実から目を背けてないでさっさと過去問を解け - 無勉から2か月で宅建に合格する軌跡
まぁこれも最短で合格するために必要なプロセス。
次に進みます。
宅建が50問のマークシート形式であることを理解した僕が次に見たのは、合格最低点。
過去12年分見たところ、合格最低点が最も高い年は36点(72%)というのが1回。
それ以外の年は35点(70%)を取っていれば、合格できるようです。
ということで、どのくらいの精度で理解していればここにたどり着けるかを逆算します。
僕は4択式の問題に取り組むとき、大体ですが、こんな基準を設けています。
確度A:正解を選べたという自信がある
確度B:もしかしたら別の選択肢が正解だったかもという懸念が残る
確度C:ぶっちゃけ勘で選んだ
取り組む50題のうち、少しでもAを増やしてCを減らしていければ、合格に近づいていきます。
でね。
この少しでもを少しでもで終わらせるからダメなんだって
具体的にどれくらいの配分になっていれば受かるのか、概算は出来ますよ。
例えばですが、「Aは8割、Bは5割、Cは2割5分」正解を選んでいると仮定します。
Aはちょっと悲観的に見てますが、残りは完全に確率論です。
で、
A+B+C=50
かつ
A×0.8+B×0.5+C×0.25≧35
となるA,B,Cの配分を求めればいいわけです。
①A=30の場合
ここで24点取れる計算になるので、残り20問で11点を稼ぐ必要があります。Bに全振りして、10点。合計34なので年によっては合格かもくらい。ただ、Cが0というのは多分現実的ではないので、
自信がある問題が6割だと合格は危ういかなというとこですね。
②A=35なら
ここで28点取れるので、残り15問で7点。
となるとB=13、C=2であれば、28+6.5+0.5=35なので、ギリ。
つまり、自信のある問題が7割程度であれば、完全に捨てていい問題は2問。
だいたいこのあたりが目指すスタンダードになってきますかね?
③A=40とすると
ここで32点得点できると残り10題で3点取るためには
B=2、C=8
でギリギリ届きます。つまり、8割自信を持って回答できていれば、あとは大体当て勘でもどうにかなるだろう、という結果が得られました。
繰り返しになりますが、合格点は年によって違いますし、確率論なので当て勘の運不運も出てきますので大体の数字ですが、
7割~8割くらいを「できた」と思えるくらいの感触
が合格ラインになってくる感じですかね?
「俺が解けたと思った問題はもっと正答率高いぜ!」って人はAへの補正を0.9とかにすればいいです。
別にこんな数字は実際の試験ではどうでもいいわけですが、大事なのはどの程度の問題を自信を持って解いて、どの程度の問題を捨てていいのか、というイメージをざっくりでもいいから持つことです。
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